2016年8月27日土曜日

テニスコーチの小ネタ

あくまで小ネタですから、期待しないでください。

我々テニスコーチでは普通の話でも、生徒さんや一般の方はあまり知らないことを書ける範囲内でチョコチョコと書いていこうと思います。

本日のお題は

テニスコーチの分類です。

プロに帯同しているコーチは別として、皆さんの身近にいるスクールのコーチの話です。

大きく分けて

社員コーチ・・・そのスクールの専属のコーチ

フリーコーチ・・・コーチを主としていくつかのスクールに行ったり、プライベートレッスンなどをしているコーチ

学生コーチ・・・大学生や専門学校などに通いながらアルバイトでコーチングをしているコーチ

です。

この中でスクール側として少々扱いにくいのがフリーのコーチです。
(厄介とまではいきませんよ)

当然、私も含まれます。

フリーのコーチは言わば、一匹狼的な存在で各々独自のやり方、指導法、流れを持っています。

スクール側の方針ややり方をそのまま素直に受け入れて進めていく上で、社員コーチは当然のこと、学生コーチも経験が少ないため問題ありません。

ところが、各々独自のスタイルの確立しているフリーのコーチはどこかで自分のカラーが出てしまいます。

もちろん、そこが最大のメリットなわけですが、そのバランスが非常に難しい。

そのコーチについている生徒さんにとってはそのコーチのカラーが出れば出るほど良いのですが、スクールのカラーと違うものであると困りものです。

私がレッスンしているスクールはかなり寛容に扱ってもらっていますが、あるスクールでは特殊なレッスン、特別なレッスンはしないでくださいと念を押すスクールもあります。
そんなコーチは求めてません、とキッパリ。
それはそれで凄いです。

生徒さんがそのコーチに心酔してコーチが辞めたらみんな辞めるなんてこともあり得てしまうからです。

リスクマネジメントってやつなんでしょう。

しかし、若い世代があまりテニスコーチという職を選ばなくなってきた時代です。

そういったコーチに頼らざるを得ないのが現状です。

誰がいけない、悪いということではなく、スクール側も大変です。

我々フリーのコーチは使ってくれてありがとう
スクール側はレッスンしてくれてありがとう

という気持ちを持っていなくてはいけませんね。

皆さんの見えない部分でこんな微妙なラインがあるんですよ。

まぁ、へ~程度に読み流してください。


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source : テニス進化論