フェデラーはベレッティーニに勝利して、1勝1敗となりました！7-6 6-3
次は決勝トーナメント進出を賭けて、ジョコビッチとの対決となります！
まず、第一に昨夜のフェデラーの勝利は嬉しかったですね！初戦の出来が良くなかっただけに、どこまでサービスの調子をあげて安定したサービスゲームを展開できるか？
それが1番重要だと思っていました。このサーフェスでブレイクバックはかなり難しいって見ていて思います。ワンチャンス、ワンブレイクがキーになるなぁって…
試合を振り返って、フェデラー、ベレッティーニともに1stset序盤から初戦のような硬さがなくなり、調子は上がってきているように見えました。
フェデラーは初戦よりはフットワークも良く見えましたし、明らかに合ってないというようなエラーは減ってました。フェデラーのサーブはティーム戦よりかなり上がりましたね。
お互い短いポイントとサーブでポイントを取り、タイブレークへ入りますが、ベレッティーニはタイブレーク硬くなりましたね。この試合唯一のダブルフォルトがタイブレででてしまいました。その隙をフェデラーは逃さずエースを放ち一気にセットを取るあたりはさすがでした。
2ndsetに入ると、リードしたというメンタル面の余裕からかフェデラーのフットワークは軽くなり、ストロークのタイミングも速くなり、ネットプレーも冴えました。ハーフボレーにバックハンドのハイボレーなど、フェデラーらしさがでてきたのは嬉しかったです。やっぱりフェデラーはこうでなくては^_^
あと、この試合でキーとなったバックハンドスライスはよりキレがでて、ベレッティーニは打ちにくそうにして、崩せていました。
フェデラーサーブで15-40の場面がありここでサーブで振り切ったのも大きかった！こういうのが自信になると思うし、次のジョコビッチ戦でも自信を持ってサーブを打ってほしいです。
次にジョコビッチvsティーム戦について、素晴らしい試合でした！
ティームはフォア、バックの両翼からジョコビッチに対してウィナーをとれる数少ない選手ですね。ウィナー50本は凄まじい‼️リスキーなダウンザラインを打ち抜きました。あれだけ、ボールをしばいて打つ選手はティームかバブリンカぐらいかな？デルポのフォアも入れましょ^_^
クレバーさも見ていて感じます。この試合でティームのバックハンドスライスをジョコビッチは打ちにくそうにしていたのは間違いなく、ただ打つだけじゃなくてうまく使ってました。あとは、ジョコビッチのディフェンスの読みをうまく外してウィナーを決めてました。オープンではなくて、裏を狙うのはコーチとしっかり対策、研究していたんだろうと思います。
この試合をフェデラーは見ているでしょう。どう思うのかな？って気になるのですけど…
私が思うに、ティームが使ったバックハンドスライスから浮いたところを狙う展開はジョコビッチ戦においてとても有効になるんじゃないかって思います。
このサーフェスはスライスが相当効くと見ていて思います。ティームのスライスも良かったですが、フェデラーのバックハンドスライスはもちろんティームより上です。ベレッティーニも苦戦してました。
もちろん、安定したサーブやフットワーク、ベレッティーニ戦よりギアが上がらなくては厳しくなりますが、少し光が見えてないかな？なんて期待してしまいます。
コートインタビュー
Q:今日の午後、非常に重要な勝利をおさめることができました。試合を振り返って何が勝利の大きな要因だったのでしょうか？
フェデラー「そうだね。一度、試合に負けて、また戻って来て試合するのはすごく違和感がある。でも、去年も同じ状況だったし、経験済みだからね。とにかく、今日の試合内容は満足しているよ。ベレッティーニとの試合はタフになると思っていた。すごいサーブするのと、読めない。とにかく、いいリターンをしないとすぐポイントで不利になる。彼は最初のセットは安定してたと思う。第2セットでブレークできたのが鍵だよね。ブレークできるかできないかの瀬戸際だったからね。今日の自分のサーブは結構クリーンに打てていたと思う。何とかこれを維持して、次の試合さらにいいプレーができると嬉しい」
Q: このグループイベントの流れが独特とおっしゃいました。初戦のドミニク・ティーム戦の負けからどうやって精神的にたてなおしたのですか？
フェデラー「負けたからと言って、自分を責め続けてもしょうがないよね。シーズン開始から我々、全員はここで3試合をプレーできる為にがんばってきた。昨日は休めたしね。負けた試合を自分から消し去る方法はいくらでもある。僕は子供達と遊ぶことによって負けた試合のことを忘れられる。チームと一緒に楽しめたしね。それで今日の準備を進めていた。考えすぎないようにもした。負けた試合でプラス材料だけを抜き取る感じかな。悪くない内容だとは思ってた。ただし、分析しすぎると一瞬で状況は悪化もするからね。とにかく、今大事な場面での準備はしっかりできた」
Q:おっしゃる通りですね。このイベントであなたは素晴らしい記録を樹立しています。世界のトップ8位以内に17回クリアしています。どうやって長い間進化を続けられるのでしょうか？
フェデラー「まず、2002年初めての年より今はよりいい選手だと思いたい。当時もキャリアの試合すべてそうだけど、対戦相手はみんな自分の弱点を責めてくる。僕としての弱点は間違いなくバックハンドだったよね。試合数をよりこなすことで純粋に上達できていると思う。集中力もそうだし、経験でしか得られない面はいろいろある。毎試合、緊張しないとかね。はじめて予選通過して本戦出れる緊張感とかあるけど、当然いまの僕の自分に対する期待というのも当時とは違う。とにかく、今、このファイナルという舞台での自分のプレーには満足できている。このままさらに進化できるといいけど、最悪は今のレベルを維持できればうれしいよ」
Q: きっと多くの方々もさらなる進化を望んでいると思われます。今日はおつかれさまでした。
フェデラー「ありがとう。感謝しています」
試合後のインタビュー
ウィンブルドン決勝での敗戦は感情面や精神面で傷痕を残したか
フェデラー「いずれ分かるが、自分としてはすべて払拭されたと思っている。あれからいろんなことがあった。あの後互いに多くの試合を経験した。共に素晴らしい試合を振り返り、どちらもあの一戦から何かしらの自信を得られると思う。実際、彼とまた試合ができるのはうれしい。そういったすべてのことが、彼にリベンジするチャンスにつながったりするかもしれないが、結局のところ私が今戦っているのはファイナルズであって、ウィンブルドンの決勝ではない」
何としても、勝ってほしい！ジョコビッチに勝って、完全払拭！オール削除これしかない‼️
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source :
テニスのある日々
