2020年6月6日土曜日

おじさんの独り言

コロナ禍で多くのことが変わると言われています。
私たちのようなテニス用品小売業も同じだと思います。
今までわかっていても見て見ぬふりをしていたことを改める時期に来たのかな?と思います。

日本は人口減少時代に入り、趣味やスポーツの多様化により消費者が減っています。
なのに、メーカー・ブランドは多数有り、各社とも、さらに多数の新製品を作り続けています。
しかも薄利多売戦略なので、ヒット商品が出たとしても大きな利益が出ることはないようにも思えます。
年々、営業所や社員も減っていき、選手や大会へのサポートも減少傾向です。
そのような状況でも、「東京五輪があるから!」「圭くんやなおみちゃんたち日本人選手の活躍があるから!」と希望を持っていました。
でも、厳しい状況になってしまいました。

テニス用品も大会限定品に頼っている現状もあります。
グランドスラムの中止、延期、五輪の延期で、メーカーさんも小売店も右往左往で困ってしまいました。
以前は確かに売れましたが、毎年毎年のことで、お客様からも飽きられている面や使用選手の人気や露出の問題もあると思います。

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毎年毎年、「すごい新製品だ!」「新技術でテニスが変わる!」「過去最高!」と言われる新製品が発売されます。
間違いではないとは思います。でも、必要とされるか、評価されるかはまた別です。
新製品を出さないといけないことも理解できます。
だけど、時間をかけて育てるべき商品でも、短期間での結果だけを見て、さっさと次に移るのもどうなんでしょう?
本当に良いと思って発売したのなら、育てる努力もしないといけないのでは?
予算の関係なのか、やる気の問題なのかわかりませんが、仕事が雑になっている部分もあるように思います。

つい悪口?も書いてしまいましたが、変わるチャンスであるとも思っています。
テニスが無くなることはありませんし、テニス用品にこだわっているお客様もたくさんおられます。
ただのテニスショップのおじさんが言う事でもないかもしれませんが、良いやり方はきっとあるはず!
私も、ピンチはチャンス!であると信じています。

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source : テニスショップ裏日記